file No.20003:  オステリア パラディーゾ(Osteria Paradiso)

パレルモチェントロから少々離れた場所にある昔から何も変わらないという食堂。
玄関には1967年創業時に書かれた「天国のワイン」の看板が。日中のみの営業で、予約はおろかこのご時世に電話すらない店。

席に付くなりおやじは言う「パスタ食うか?」
オレ)「何がありますか?」
おやじ)「イワシ、魚介、イカ墨、ターラント風!」
オレ)「パスタの種類は?」
おやじ)「スパゲッティ!」
オレ)「エッ、全部スパ?」
おやじ)「スィィィー(yes)!」
(それがどーした!とでも言いたげに)
オレ内心)ゲッ、スパゲッティ屋だったか!
気を取り直して、「じゃあ、イワシをもらいます。 その前に何か前菜はありますか?」
おやじ)「カルチョーフィ又は蚕豆!」
オレ)「・・・・あ、そう。・・・じゃ両方くれ」
なんだかんだ言っても料理は悪くない。特に赤えびのグリルは最高にうまかった。

市場の中にある食堂の風情。
遠慮なくつっけんどんだけど、こっちも気にしないでいい。昔の大家族みたいな店かな。正真正銘本当の下町食堂。
正直なコストパフォーマンス、安くてうまい、質実本位。
ちょうど客足が引く頃合いに入店したんだけど、地元民で超満席の人気店。客層は幅広くビジネスマン、家族、年金生活者と様々だが観光客は殆どいない。