file No.14005: ラ・バレーナ (クジラ食堂)(La Balena)

アブルッツォは海もうまい。
ラ・バレーナは昔クジラが打ち揚げられた海岸に位置する海鮮食堂。

約束した時間に遅れていたので、大急ぎで車をとばし到着して中をのぞくと、まかないで食事中のかっぽう着姿のおばちゃんたちがいっせいにこっちを見て、「まだだよ」と素っ気ない返事。
仕方なく車に戻り、さっきまでの晴天が嘘のように荒れ狂いだした海を眺めながら、意気消沈して肌寒くなってきたことに気付く。
他にも数台の車が次々やって来ては追い返されて待機し、そろそろいい頃だろうよと入店。

料理は美味い。
生食の鮮魚、酢漬けの鰯、タコのサラダ、ムールの詰め物、キタッリーナ、そして最高だったシャコのスープとタッコーニ。
猫舌のイタリア人がグラグラ煮えくり返る土鍋をもってきたのでビックリ。
中には大きなシャコとタッコーニ(当て布の意)、う・う・うまい!


E.ヴァレンティーニはアブルッツォワイン界の大御所。
長期熟成タイプのトレッビアーノとモンテプルチアーノを作る。
かなり高値の付く生産者だが、やたら安かったので思わず注文してしまった。