file No.12008: リストランテ ロ・スクディエロ (ペーザロ) (Ristorante Lo Scudiero, Pesaro)

ペーザロは州の北沿岸部のビーチリゾート。
パリのオペラ界で売れっ子だった天才音楽家、そして超美食家でもあるロッシーニの生まれ 故郷として有名。
毎年夏にはロッシーニ音楽祭が開かれる。

 

【ホテルから海を臨む】
せっかくペーザロに来たのだから「あの店」にも行っておくかと思い、海岸のホテル・テレーザのリストランテ「ダ・テレーザ」で食事をするためこのホテルを予約し訪れた。 しかしフロントでチェックインしディナー予約を お願いすると、 「今はオフシーズンだから夏まで朝食のみです」 などと、いともあっさり言われ撃沈!
おまけにあまりに質素な部屋はまだしも、バスルームはシャワーとトイレの間に水の仕切りが無く、トイレまで床一面水浸しになる、イタリアの安い観光客用ホテルに良くある気持ち悪いやつだった。
唯一の救いは窓から見渡せる大海原。

【ロ・スクディエロのエレガントな店内】
ここのリストランテが休業中ならペーザロに来る意味は無かった、と思いつつも気を取り直して、近くのバルで軽くツナサラダとパンとビールで昼食をすませた。
気さくな店主に、 「あんたの知ってるペーザロで一番美味い店を教えてよ!」って聞いたら、「じゃあLo Scudieroだ!知り合いだからオレに紹介されたと言ってくれ」と即答。
半信半疑だったが騙されたつもりで行って見て期待は高まった。イタリアでは珍しく地下にある店舗はかつて倉庫のような所だった様子。
ワインリストは充実し、オールドヴィンテージのヴェルディッキオがずらっと並ぶ。

【海の幸の前菜】
生の魚介は近年の流行、料理は何れも丁寧でちょっとお洒落している。値段は日本人から見れば高くないが、現地人には結構な高額店だろう。
ここでもブローデットをメインに。種類が少ないが素材と調理は素晴らしい。パスタも手作りものばかりだし、漁師料理は丁寧に仕事され昇華していた。