file No.10014:  モンテプルチアーノ(Montepulciano)

シエナの南東モンテプルチアーノ。
中世にはやはりフィレンツェとシエナの領土争いに巻き込まれた山の上の美しい街。
なんと言っても「ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ(モンテプルチアーノの高貴なワイン)」が有名だが、このワイン近年急速に品質が向上し、その名に恥じぬ実力を身につけた幾つかの生産者がいるものの、
長い間名前ばかりで大したワインではないとのレッテルを貼られ続けてきた。
ワイン法の整備も質の悪い生産者を駆逐し、優秀な生産者は上質なキャンティ・クラッシコやブルネッロ・ディ・モンタルチーノに肩を並べるものもある。
葡萄品種はサンジョヴェーゼの亜種であるプルニューロ・ジェンティーレで、サンジョヴェーゼ同様力強いボディを持ったワインにすることもできる。

【①鴨のピチ】
モンテプルチアーノの隣の山にある小さな町「モンティッキエーロ」にある食堂「ラ・ポルタ」の鴨のピチ。
最近では機械生産が主流になってきたが、「ラ・ポルタ」では昔ながらの方法で、一本一本手で延ばしている。
日本の手打ちうどんのような旨さがある。

【②カンティーナ・コントゥッチのオールドヴィンテージ】
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノの始祖と謳うカンティーナ「コントゥッチ」。1907年のボトル。

【③モンテプルチアーノ遠景】
モンテプルチアーノのチェントロ・ストーリコ(街の歴史的中心地)の遠景。
この辺りは外敵からの侵入が多かった歴史からか、どの街も山の上に広がる。