file No.09006: リストランテ マウリ (ピアチェンツァ市内)(Ristorante Mauri)

ピアチェンツァ・チェントロのリストランテ・マウリは典型的な郷土料理店。
リストランテとは名乗ってもここは気軽な食堂。
イタリアでは料理店の肩書きはその「格」を明確化するものではなく、高いオステリアもあれば安いリストランテもある(東京みたいな「高級ピッツェリア」は無いけどネ)。
マウリはオープンして間もないそうだが、早くも地元の評判を得ているらしい。
スローフード協会・ピアチェンツァ支部のルイゼッラと夫のマウロが、地元の友人夫婦を誘って案内してくれた。

実はこの日は朝から食べっぱなしだったので、当店に到着したというのに、大して腹は減っておらず、まぁそれでも「ゴローゾの面目にかけて2皿はいっとかねば」と張り切ってみる。

やはりここではパンで作ったピサレイという小さなニョッキの一種と豆をあわせた名物、「ピサレイ・エ・ファゾゥ Pisarei e Faso」と、馬やロバも食肉する習慣があるので、馬の挽肉料理「ピクル・アド・カヴァル Picula ad Caval」を試したいところだ。
日本では塊の肉でなければセコンドとして認めてもらえないが、イタリアには挽肉やクロケット、時には野菜やキノコ、チーズなどでも立派なセコンドとなり得るので、食傷気味だった当日のような夕食時には打って付けである。
ワインは勿論地元の銘酒「グットゥルニオ」。
今のところ無名なお陰で価格は適正、というより安いくらい。
飲食店で注文しても安心な価格と品質。