file No.08002:  マナナンのオヤジ(Il Padrone della Cantina Mananan)

現存するイタリア最古の生パスタと認知されている「テスタローリ」に初めて出会った店、カンティーナ・マナナン(コルニリア/チンクエテッレ)。チンクエ・テッレを遠足している時、たまたま立ち寄ったオステリア。イタリアだからといって、全ての店がおいしいわけではない。それは日本の和食だって同じこと。特に観光名所は世界共通。このチンクエテッレはユネスコの指定する世界遺産。正直言って期待していなかった。がしかし、マナナンの料理は旨かった。

【①海の前菜盛り合わせ】
カジキとマグロのアッフミカート、ポモドーリ・セッキのマリネ、ズッキーネの酢漬け、茸の酢漬け、
カルチョッフィの酢漬け、ペペローネの酢漬け、ファジョリーニのマリネ、自家製アッチューゲ、アリーチの酢漬け、蛸の酢漬けなどなど。
何れも新鮮で、多くはアチェト(ヴィネガー)がしっかり効いている。
汗をかいてチンクエテッレを歩いてきた体には特に旨い。

【②アゴスティーノと】
カンティーナ・マナナンのオヤジ、アゴスティーノと。
後ろにある黒板がメニューで、いつもこんな風にぐちゃぐちゃに書き込まれているが、これはこれで味がある。全て手作りが身上。
オヤジ曰く、「オレはこんな不細工な手だから、きれいな料理なんて作れねーよ!」何を食べても旨い。

【③店内の雰囲気】
石垣のような店内の壁。席は25人ほどでいっぱいになる小さな店だ。