file No.02024: ロストゥ・デイ・バロッス(L’Ostü dej Baloss)

クーネオから北へ30kmほどに位置するサルッゾ市内にあるロストゥ・デイ・バロッスは「いたずら坊主の食堂」 というピエモンテ語の店名で、食堂とは名乗ってもこじんまりとした品のいいリストランテだ。
メニューの巻頭には料理に使用する食材の仕入先が明記され、スローフード協会が後援する地元の信頼ある生産者の素材を用い、郷土の料理を少々洗練させて供している。
オールドヴィンテージも揃った充実のワインリストは、良心的な価格で品質管理もよく、ピエモンテを中心に全州のワインをそろえる。
サルッゾは整備された中世の街並みを残す清潔感のある小都市で、人々も品があり観光客が殆どいないにも関わらず、中南イタリアの田舎者がよくする、珍しい日本人をじろじろ見るような下品さは微塵もない。